こんにち歯!4月5日に野江駅、関目駅近くに開院したばんどう歯科・矯正歯科です!
今日は治療途中の歯についてお話したいと思います!
治療の話をする前にみなさんに知ってもらいたいことがあります!
歯の構造です!!当院ではこれをご理解いただいた上で治療方法をご説明しています!
まず歯の構造は上の図の通り ①エナメル質 ②象牙質 ③歯髄(神経)という3つで構成されています!
そして虫歯の進行具合(大きさ)によって治療方法が一般的に決められています!
虫歯の広がりは視診(見た目)と必ずレントゲン写真で診断していきます。中で進行している虫歯もあるからです。
虫歯のサイズはC(カリエス)という記号で表されて、大きさは0~4までの5つに分類されます。
当院ではC0~1の虫歯においては削るという治療は行いません。その理由としては歯は歯磨き粉などに含まれている
フッ素という成分で溶ける→石灰化、溶ける→石灰化というメカニズムを有していますので口腔清掃を徹底すれば虫歯は
進行しません。むしろ削ることによって健全なエナメル質、象牙質を失うこともあるのでトラブルになることもあります。
したがってこの大きさも虫歯に関しては口腔清掃指導とフッ素塗布して経過観察を行います!
次にC2ついてですがこの虫歯は痛みが無くても進行していく可能性が高いので治療になります!
基本的には虫歯をとって、神経は保存する治療を行います!
次にC3についてです。神経の近くまで広がった虫歯は激しい痛みを伴うことが多いです。
具体的には冷たいもの・熱いものがめちゃくちゃしみる、何もしなくても痛い、噛んだら痛い、頭の方まで痛みがある
と様々です!この虫歯の治療は根管治療という根っこの治療を行い被せものを作っていきます。
しかしこの根の治療途中で通院をやめてしまう患者さまも多いです!理由としては根っこの治療に回数がかかることが
主な理由になのと治療途中に痛みがなくなることももう一つの理由です!
ただここで放置している時間が長いと虫歯がさらに進行しやすいのでC3→C4になることも多いです!
最後にC4についてです!この歯の治療は抜歯になることが多いです。理由としては虫歯をとると歯を作るうえでの
最低限の歯の量を確保できないことや歯を支えている骨にまで到達したりすることもあります!
そうなると根っこの治療や歯型をとることができません!
もちろん虫歯の状態によってはC4でも保存していけることもあります!
歯を放置することで抜歯とかにならないように治療中断している歯があれば痛みが無くても
すぐにご相談ください!!
歯を抜くとういうのはあらゆる治療手段をしても保存できない場合の最後の選択肢になります。正しい検査をして診断をして
治療行為が成り立ちますので日々歯の保存を最優先に治療に当たりますのでご安心下さい!!