こんにちは。
大阪市城東区・野江駅・関目駅で歯科をお探しの皆さま、「ばんどう歯科・矯正歯科」です。
むし歯が悪化し、歯の根にまで感染が広がると、ほとんどのケースで「根管治療」といわれる治療を行います。
「根管」とは、歯の内部にある根っこの管のことで、神経や血管などの組織が入っている重要な部分です。
根管内はとても細く、複雑な形状をしています。
根の数や形は歯によって違っているうえ、暗くて肉眼でははっきり見えない状態です。
ただ、「根管治療」では、根管の内部の感染部分をできるだけきれいにすることが大切になります。
感染した神経や血管をできるだけ見落としなく取り除き、再発のリスクを軽減させることが重要なのです。
ばんどう歯科・矯正歯科では、精度の高い根管治療を行うために、実際に目で見て治療を行える、高倍率の「マイクロスコープ」など、必要な設備を積極的に導入し、根管治療の成功率を高めるよう努めています。 坂東 雅史 院長
・2013年徳島大学病院 総合歯科診療部 入局
・2014年小室歯科ターミナルビル診療所 入職
・2019年小室歯科ターミナルビル診療所 医長
・2021年ばんどう歯科・矯正歯科 開院
医院名:ばんどう歯科・矯正歯科
所在地: 〒536-0007
大阪府大阪市城東区成育2丁目13−24
Contents
以前は、歯の根にまで達するようなむし歯の場合、抜歯をすることが一般的でした。
しかし、「根管治療」を行うことで、歯を残せる可能性が高まるようになりました。
ただ、根管内部は肉眼では見えないため、歯科医師の指先の感覚や経験、勘などで治療を行うことが多いのが現状です。
実際に根管内部を見ながら治療ができないので、感染部分の取り残しなどが発生し、再感染から抜歯をせざるを得ないケースもあるのです。
ばんどう歯科・矯正歯科が導入しているマイクロスコープを使った処置なら、根管内部の状態を目で見てしっかり把握できるので、感染部分をできるだけ取り残さない治療が可能になります。
その結果、むし歯の再感染を防ぎ、抜歯のリスクを抑えられる可能性があるのです。
「歯が抜けたら入れ歯にすればいい」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
また、「めんどうだからもう歯を抜いてほしい」という方もおられるでしょうか。
たしかに、歯を抜いてしまっても、高性能な「入れ歯」や、自分の歯と同じようにしっかり噛める「インプラント」を選択することができます。
ただ、やはり人工の歯は、ご自身の歯にはかなわないものなのです。
ご自身の歯を1本でも多く残すと、幸福度が上がるといわれています。
それはどのようなものなのでしょうか。
・噛み心地を実感でき、おいしく食事が楽しめる
・しっかり噛めるので栄養をしっかり吸収でき、健康維持につながる
・会話がしやすいので、外出や人付き合いが楽しい
・自分の歯が残っていることに満足する
天然の歯は、噛みやすさや話しやすさ、硬さ、色など、人工の歯では補いきれないほど高性能なものです。
幸福度の高い生活を送るためにも、自分の歯を残すことは大切だといえるでしょう。
根管治療でマイクロスコープを使うと、多くのメリットがあります。
マイクロスコープの倍率は最大で20倍。
ライトで明るく照らしながら根管内を目で見て確認できるため、数ミリ単位の細かい根管治療にはかかせない機械です。
根管の中で、どこまで感染が広がっているのか、根管の形はどうなっているのか、歯の根の数は何本あるのかなど、お一人お一人お口の様子は全く違います。
それらの様子を実際に目で見ながら治療できるため、そのメリットは大きいといえるでしょう。
肉眼では目えない根管内部を実際に見ながら処置ができるため、的確な診断ができ、精度の高い根管治療が可能です。
また、削る部分を最小限に抑えられるので、健康な歯の部分をできるだけ残すことが可能になり、歯の寿命を縮めることなく、今ある歯を大切にすることができます。
感染部分の取り残しを、できるだけ防ぐことが可能なため、むし歯の再発防止などのリスクを抑えることができます。
根管内部に細菌を残してしまうと、再びむし歯に感染する確率が上がり、もう一度根管治療を行うことになりかねません。
しかも、以前の治療で神経を抜いていると、歯の痛みを感じることがないため、気付かないうちにむし歯が悪化しているケースもみられるのです。
マイクロスコープを使った治療では、根管内をできるだけ無菌状態にして密封することで、むし歯の再発をできるだけ予防できる可能性があります。
根管治療が必要になるむし歯とは、どのような症状なのでしょうか。
むし歯は、最初は歯の表面のエナメル質から溶かしていき、やがて、歯の内部の象牙質にまで穴をあけてしまいます。
エナメル質までのむし歯の場合は、自覚できる症状はほとんどありませんが、象牙質まで進行すると、冷たいものや甘いものがしみて、痛みを感じるケースもあります。
ただ、この段階で歯科を受診できれば、根管治療の必要はないでしょう。
痛みをがまんし、さらにむし歯が進行して根管内部の神経にまで感染が広がると、根管治療を行うことが多くなります。
痛みは強く、寝られないほどのケースもあるため、少しでも早く歯科を受診しましょう。
むし歯の痛みをがまんしているうちに、痛みを感じなくなることもあります。
これは、決して治ったわけではなく、神経が死んでしまったことが原因です。
この状態を放置していると、歯の根の内部に膿が溜まり、さらに強い痛みを感じたり、歯ぐきが腫れたり、発熱などの全身症状を引き起こしたりすることがあるため、注意が必要です。
痛みがなくなったからと放置せずに、早めに歯科を受診してください。
転倒や衝突などのケガで、お口を強くぶつけると、歯の神経にまで影響を与えてしまうケースがあります。
歯が欠けてしまったままにしていると、そこから神経の感染を引き起こしたりする恐れもあります。
また、そのときには特に症状がないように見えても、時間がたつにつれ歯が変色したり、歯ぐきが腫れたりすることがあれば、できるだけ早く歯科に相談しましょう。
神経にまで達するような重度のケガの場合、症状や歯の根の状態によっては根管治療を行うこともあります。
平成29年に行われた患者調査によると、根管治療は全体の18%の方が受けているほど、大きな割合を占めています。
(出典:厚生労働省‐歯の神経の治療(根管治療)より)
ただ、日本国内のマイクロスコープの普及率は、まだ低いのが現状です。
根管治療の精度は、使用される設備によって大きく左右されるため、当院では、先進の設備をそろえ、患者さまによりよい治療を提供できるよう心がけています。
ばんどう歯科・矯正歯科では、立体画像で撮影できる「歯科用CT」の設備も導入しています。
「歯科用CT」は、鮮明な3Dの立体画像でレントゲン撮影ができる、歯科に特化した機械です。
一般の医科用CTとくらべると身体にやさしいことが特徴です。
また、大きな病院に行かなくても検査ができ、撮影時間も10~15秒ほどと短いので、患者さまの負担を軽減できるメリットもあります。
医科用CTと違って、横になる必要がなく、立ったままや座ったまま撮影できるのも、利点のひとつです。
「歯科用CT」は、顎の骨の厚みや深さを的確に計測でき、より多くの情報を得ることができるので、今までのレントゲン撮影より、適切な診断が可能です。
根管治療においても、歯の根や根管の形状などの確認ができるため、マイクロスコープと同様、根管治療の成功率を高めるためにも、欠かせない機械なのです。
京阪電車野江駅から徒歩4分、野江・関目エリアの歯医者【ばんどう歯科・矯正歯科】では、患者さまの大切な歯を1本でも多く残すために、マイクロスコープを使用した歯科治療を行っています。
「先進の機器を使った精密治療」が特徴の当院は、患者さまの歯をできるだけ残し、むし歯の再発防止など、負担を軽減できるような設備を積極的に導入しています。
自分が受けたい治療を患者さまにも提供し、丁寧なカウンセリングでわかりやすく説明しています。
また、根管治療は、難易度が高く複数回の通院が必要な治療です。
患者さまに長い時間お口を開けていただく負担を減らすためにも、何回かに分けて治療を行います。
そのため、通いやすさにこだわり、土曜も17時、平日夜間も19時まで診療していますので、お仕事や学校、家事などにお忙しい方も気軽に通っていただけます。
患者さまの痛みや不安に寄り添ったやさしい治療を心がけていますので、「むし歯の再発をできるだけ抑えた治療をしてほしい」「歯を抜かない治療が希望」という方は、お気軽にばんどう歯科・矯正歯科までご相談ください。
2021.02.27 [土]
2021.10.03 [日]
2023.01.20 [金]